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農業書センターで選んだ本④「小商い」で自由に暮らす−房総いすみのDIYな働き方–

  • 執筆者の写真: 日本農業経営大学校 小野ゼミ
    日本農業経営大学校 小野ゼミ
  • 2019年4月5日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!6期生の松本です。

久々の青空の下、一昨日から新学期がスタートしました!

帰省組が帰ってきて、新たに7期生も入寮して、学生寮にまた活気が戻ってきました^ ^


さて、農業書センターで選んだ本、私は、

磯木淳寛著『「小商い」で自由に暮らす−房総いすみのDIYな働き方− 』イカロス出版、2017年

という本を選びました。



鳥取県という人口約60万人の小さな県で、自分たちだけで始める小さな仕事で、どう成り立たせていくのか、自分たちの思いを地域の中でどう生かしていくか、どうお客さんと関わっていくか、考えていかなければならないと思ったことが選んだ理由です。


この本は房総いすみを舞台に「地方」×「小商い」をテーマに描かれており、実際に房総いすみ地域で自分のやりたいことをやりながら生計を立てていこうと奮闘する方々へのインタビューやエッセイがまとめられています。


20人ほど取り上げられている中で、私が一番気になった方は、「チーズ工房【千】sen」を運営する、柴田千代さんです。

お店が開くのは毎月わずか1日だけ。他の日は微生物研究所の研究員として働かれています。その二足のわらじを履いていることで、菌に関する知識を広げつつ、自分の求めるチーズへと近づける可能性を広げておられます。本の中にある、

「工房は"売る拠点"じゃなくて"造る拠点"」

この言葉にチーズづくりへの熱い想い、職人としての責任を感じました。


私もゼロからのスタートなので、自分たちのやりたいことを自分たちの力で実現させていきたいと思いました。また、その想いをお客さんや地域に伝えていくことが小さなお店が成り立っていくために重要なのだと感じました。

様々なケースの「小商い」を参考にしつつ、これから自分たちだけの働き方を見つけ、考えを煮詰めていきたいと思います。

(6期生 松本凌)

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