前期のゼミ振り返り その1
- 日本農業経営大学校 小野ゼミ
- 2018年7月19日
- 読了時間: 2分
こんにちは、6期生の松本です。
西日本の大雨が大変なことでしたが、皆さんご無事でしょうか。
さて、前期のゼミを振り返ると、普段の学年ゼミに加え、1・2年生合同ゼミでのゼミ合宿や消費者インタビューなど様々な活動を行いました。

その中で私が一番印象に残っていることは、新潟で2泊3日で行ったゼミ合宿です。
まず、東京を出発して、越後湯沢の駅で新幹線を降りた時、とても寒くて、あまりの気温の違いに驚きました。
雨が降っていたこともありますが、新潟の気温を軽く考えていたなと少し後悔しました…。
その日は一日雨で、雨の中田植えを行った後の温泉に、すごくホッとしたことを覚えています。

今回のゼミ合宿では、農業×芸術をテーマに、空き家や田んぼなどの生活風景の中にアート作品を置くという、斬新な取り組みをされている地域にお邪魔しました。
地域と現代アートのコラボレーションはそれぞれ単体で考えると全く融合しそうにないと思っていたのですが、元々その地域の中にあるものを利用することでうまくなじんでいるのだと感じました。
また、ただアート作品を道のわきに置くのではなく、誰かの土地に置かせてもらうことで、地域全体の活力になっているのではないかと感じ、さらにそこには、作品を作り展示するだけでなく、それを見に来る人の存在が重要だと感じました。
それは、地域住民だけでなく、地域外からの「よそ者」を魅了し、取り込むことで初めて成り立つのだと感じました。
また、前期の学年別ゼミでは、岩村暢子『残念和食にはワケがある』(中央公論新社)を輪読しました。
過去と現在の家庭内での食事の違いを通して、自分たちが普通だと思っていることがよその家では普通ではないことを感じつつ、和食とは何か、日本の文化や伝統とのかかわりについて考えることができました。
私たち1年生は6月いっぱいで前期の授業が終了し、これから4か月間、農業実習で全国に散らばります。
大変なことも多々あると思いますが、みんなで連絡を取りながら、4か月を乗り越えていきたいと思います。
そして、農業実習の終了後、ひとまわり成長した姿を見せられるよう、しっかり学んできたいと思います。

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