『地方』と『地元』の解像度
- 小野ゼミ ブログ更新係
- 2019年3月4日
- 読了時間: 2分
地方創生ではなく、
地元創生で生まれたのが「九州パンケーキ」。

という言葉が一番心に残った5期生の渡邊です。
卒業研究も無事に終わり
日本農業経営大学校講義のラストは、
村岡浩司さんに「地元創生と起業論と九州愛」についてお話しいただきました。
村岡浩司さんは(株)一平ホールディングス代表取締役で、
自分が村岡さんの著書である『九州バカ』を読んで
会ってみたいと思ったので特別講義をリクエストしました。
九州パンケーキウェブサイト:http://www.kyushu-pancake.jp/
村岡さんについて記事:http://bake-jp.com/magazine/?p=12199


会ってみると想像通りパワフルで、かつ九州人らしい気さくな方でした。
(偏見ですが、、、)
村岡さんお忙しいところありがとうございました。

村岡さんの「地元創生起業論」は、
今の地方に地元の価値と未来を示すビジョンが無いことへの危機感と、
自らが地域を支えるという気概を持ち、アイディアと実行力を兼ね備えた起業家の必要性を
言われています。
ちなみに村岡さんの場合は、
「世界に誇れる美しい九州アイランド」をコアバリューに、
経営理念として「世界にあこがれる九州をつくる」を掲げていらっしゃいます。
お話の中でも、地元の魅力の切り取りが重要であると言われていて、
「今の地域ブランドづくりは皆市町村単位でつくるので埋もれてしまっていて、
普遍的な価値は中にいるだけではわからない」
とも指摘されました。
ただ、アイディアを思いついても地元の方々との協力は不可欠なので、どうビジョンを共有して地域のビジョンとするかが難しいのかなと思いました。

自分も卒業後は、祖父母の実家がある長崎県南島原市で就農して中玉トマトやレタスを栽培する予定ですが、もっと野菜をおいしく食べていただくために農産物と情報を一緒に届けたいと思っています。
「九州パンケーキ」のようにターゲットのニーズに合うよう解像度を上げて、お客様に共感・応援してもらえる農産物づくりを行いたいです!
Commentaires